第５期生へ 卒業おめでとう
- 2020/03/13
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第５期生の皆さんへ
卒業おめでとう。今はどんな気分でしょうか。
入試前に君たちに話をしたこと、覚えていますか。
『人生とは山登り』
私が大好きな言葉です。
皆さんは自分で決めた目標（山）に向かって１歩１歩進んできました。
当初は頂上までの道のりが全く見えなかったのではないでしょうか。
全員、本当に全員が高い山を目指して登っていきました。
その証拠が、第５期生のみなさんが最初に受けた北辰テストの判定です。
（今回受験した学校の判定です。ばらしていいですよね。）
C
C
C
C
C
C
D
D
D
B
D
D
A
C
C
B
C
D
D
これを見て、私は素直にこう思いました。
おいまじか。 と
視力検査の表ですか、これは。
はたから見たら現実の見えていない子たちの集団です。いったいどんな塾なんだと。
つまり皆さんが今回登ろうとした山は、みなさんにとって、はるかに高い山だったのです。
多くの子がこのままいくとその山には登れない、考えなおせと宣言されていたんです。
でも私は皆さんの本当の実力はこんなものではないとわかっていました。
（いや、ほんとだって。塾生ラインの６月２７日のタイムラインを見てください。）
覚えていないかもしれませんが、皆さんにはこう言いました。
他の人が何と言おうがどうでもいい。自分ならできると信じてやるべきことをやること。
絶対に成績は上がるので、信じてついてきてほしいと。
さて、この成績が２学期どうなったのか。
C⇒ A
C⇒ A
C⇒ A
C⇒ A
C⇒ A
C⇒ A
D⇒ A
D⇒ A
D⇒ A
B⇒ A
D⇒ A
D⇒ B
A⇒ A
C⇒ A
C⇒ A
B⇒ A
C⇒ A
D⇒ B
D⇒ B
こうなったわけです。
今これを打っていて泣きそうです。きみたちすげーよ。
みんなが、地獄の夏期講習会を乗り越え、大きく成長し、歩みを止めることなく１歩1歩、山の頂上を目指して歩き続けてきた結果です。土日だって大晦日だってお正月だって頑張った結果です。
試験当日２月２８日、塾に来てくれた皆さんが理科の予想問題が当たったことを興奮しながら伝えてくれました。
あれは合否を分ける問題だったと思います。
すごいなと思いました。
私がではないです。みなさんがです。（いや、私もちょっとすごいけど。）
すごいのは問題を当てたことではなく、それをしっかり自分のものにしてテストに臨んだ皆さんです。
できた、と聞いて本当に嬉しかった。
あーこの子たち最後の最後までやりきったんだな。そう思ったからです。
そして３月９日の合格発表日
自分たちが努力して登った山からの見晴らしはどうでしたか。
その感覚は、努力した人にしかわからない、頑張った人にしか味わえないものです。
学校の偏差値ではありません。皆さんが自分たちにできる最大限の努力をした結果だからこそ素晴らしいのです。
私は高校受験という山を登るために、勉強の仕方、努力の仕方、人の話の聞きかたなど様々な道具の使い方を教えてきたつもりです。これは、人生においてどんな山を登るときにも重宝するものだと思っています。
みなさんは今度どんな山を目指しますか。
今後、どの山を登るかは皆さん次第です。
無理に高い山に登らなくたっていい。
高い山を目指すと怪我をするかもしれないし、途中で断念するかもしれません。
けれども、高い山を登ったときにしかわからないものがたくさんあります。
高い山からしか見られない景色だってあります。
失敗したってまたチャレンジすることもできます。
これだけは忘れないでください。
皆さんは、はるかに高いと思われた山を目指し、大きく成長することができました。
皆さんが登れると思った山は、正しい方向に努力すればたいてい登れるということです。
目標を達成したときの喜びを決して忘れないでください。
５期生の皆さん、皆さんは最高のチームでもありました。
みんなが頑張ったから自分も頑張れたという人も多かったのではないでしょうか。
たがいに教えあったり、
少人数制だからできる、一人ひとりに寄り添った指導をしています
